7〜8ヶ月頃(舌食べ期)が中期と呼ばれます。
この頃は歯の発達がはじまり舌の前歯が2本生えてきます。(歯の生える早さは個人差があります。)下の前歯は舌が前に出ないためにしっかりガードする役目もあります。舌は前後・上下運動が上手にできるようになり、舌と上あごで食べ物を潰す動きになります。
食べさせ方のポイントとしては①下唇の上にスプーンをのせ、上唇を閉じて食べ物を取り込むまで待ちます。
②唇が左右同時に伸縮し、上下唇がしっかり閉じて薄く見えたら食べ物を舌で押しつぶしているサインでしっかりとできていることになります。
③食べ物の大きさや固さを舌の前方部で感知するので、舌の前方部に食べ物を取り込ませてあげてください。
親の気持ちとしてはどうしてもこぼさないようにとつい奥の方にスプーンを入れがちですが、舌の前方部がポイントです。
水分摂取も始めていきましょう。①スプーン②コップ③ストローの順番で行います。
まず少量ずつスプーン飲みから始めて練習をします。上手に飲めるようになったら、次はストローではなくコップ飲みの練習をしてください。コップで上手に飲めるようになったら、ここでストローを使っても良いです。
コップ飲みについてですが以前のブログでも紹介したように、最初はおこちょやペットボトルのキャップなど飲み口の円周が小さいものを使うと良いです。慣れてきたら紙コップの飲み口を斜めにカットして飲みやすくしたコップを使ってみると良いでしょう。この斜めにカットされたコップはプラスチック製のものが市販でも販売されています。
次回は離乳食後期についてお伝えします。
愛知県江南市の大池歯科医院の小児歯科では、0歳からのkids family oral schoolという、歯の予防を学ぶ為に、1ヶ月に1回通し、虫歯を0にするため、歯並びを良くするための親子で予防を学ぶ子どものための歯の学校をはじめました。習い事感覚で歯科にかかりましょう。歯科医師、歯科衛生士、保育士が様々な視点から問題を解決していきます。
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当院は新しく増築し、子供と保護者の為の専用の個室があります。保育士の資格を持ったスタッフのいるきれいで快適なキッズルームを完備し、無料託児もしていますので、小さなお子さんと一緒でも安心して治療を受けることができます。またお子さんの治療時にはアニメ動画が見られるモニターをご用意して、退屈にならずに治療を受けていただけます。