今回は離乳食後期(歯ぐき食べ期)についてお伝えします。
離乳食後期は一般的にだいたい生後9ヶ月から11ヶ月ごろから開始し歯ぐきですりつぶして食べるようになります。
食べること、飲み込むことの機能の発達で上下の奥の歯茎ですりつぶす動きを獲得します。目と手と口の協調運動ができ始めていきます。手づかみ食べをしたり介助有りでコップから飲み物を飲んでみるなどを始めてみましょう。
歯と口の状態は舌の側方運動、口角の片側引き、下のあごの側方運動がみられます。
離乳食の形態としては歯ぐきでつぶせる硬さで目安としては指でつぶせるバナナくらいだと例えられます。
実際の与え方としては柔らかめのものを前歯で少しずつかじり取らせるようにします。自分で食べたがるようになるので、丸投げするのではなく必ず見守りつつ自分でやらせてみます。そして徐々に生活リズムを作っていきます。奥歯はまだ生えていませんが、口に入ってきた食べ物を歯ぐきですりつぶす機能が発達していきます。この時期はすり潰した食べ物を口の中でまとめることができるようになっていきます。
水分と取り方については初めの頃はティースプーンなどを横にして、すする動きができるように練習をします。一口のみができるようになっってきたらカレースプーンなどを使って少しずつ水の量を増やし、2〜3回ゴクゴクと飲めるようにしましょう。そしてコップからの連続のみの練習をしていきます。水の量は少なめにして手指のコントロールがまだ難しいため大人が手伝うようにしましょう。
次回も引き続き離乳食後期についてお話しします。
愛知県江南市の大池歯科医院の小児歯科では、0歳からのkids family oral schoolという、歯の予防を学ぶ為に、1ヶ月に1回通し、虫歯を0にするため、歯並びを良くするための親子で予防を学ぶ子どものための歯の学校をはじめました。習い事感覚で歯科にかかりましょう。歯科医師、歯科衛生士、保育士が様々な視点から問題を解決していきます。
ぜひ、ご参加ください。
当院は新しく増築し、子供と保護者の為の専用の個室があります。保育士の資格を持ったスタッフのいるきれいで快適なキッズルームを完備し、無料託児もしていますので、小さなお子さんと一緒でも安心して治療を受けることができます。またお子さんの治療時にはアニメ動画が見られるモニターをご用意して、退屈にならずに治療を受けていただけます。