今回は前回の続きで乳児期の食事(母乳)で気をつけることについてお伝えしていきます。
母乳育児のメリット
<消化しやすい>
母乳で育てると授乳間隔が短くなると思いますが、母乳は消化しやすいからです。赤ちゃんの成長に合わせて母乳は成分が変化します。 消化能力が未熟な赤ちゃんでも消化·吸収しやすくできています。
<腸の健康を高める>
母乳に含まれるオリゴ糖などの成分は、赤ちゃんの腸内細菌の餌になります母乳を飲むことで赤ちゃんの腸が健康になります。
<アレルギーになりにくい>
腸内環境が整うにつれて、腸の消化吸収能力が高まります。それによってアレルギーになりにくくなります。
<噛む力の基本を作る>
おっぱいを飲むとき、 赤ちゃんは顎や類、肺の周囲の筋肉を使っています。顎の上下の運動によって咀嚼筋が発達し、これが咀嚼のトレーニングになっているのです。咀嚼筋が期待上げられることで固形食を食べれれることができるようになり、噛んだり飲み込んだりすることが自然にできるようになります。
<感染症にかかりにくい>
母乳に含まれる免疫物質が、細菌やウイルスから赤ちゃんの身を守ります。
<母と子のコミュニケーション>
言葉が話せない赤ちゃんにとって授乳をしている時間は絆を深める大切な時間です。また、赤ちゃんの精神を安定させ安心感を与えます。
<子宮の回復、母体の修復>
母乳は血液からできています。母乳を出すことで子宮のダメージの回復が早まります。また、赤ちゃんが母乳を吸うことでオキシトシンというホルモンが分泌されます。これが子宮の収縮を助けます。
母乳育児のメリットについてのまとめですが、母乳が出ないという方は前回お伝えしたシンプルな和食が役に立つ可能性が大いにありますのでそちらを参考にしてみてください。
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親子で学ぶお口の学校 大池歯科医院