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ママ歯科衛生士の子育てコラム『離乳食初期1』

前回の引き続き今回も離乳食についてお話しします。
いよいよ離乳食初期(口唇食べ期)についてです。

離乳初期は唇を閉じてゴックンと飲み込み食べ物をこすり取る練習をします。
だいたい5〜6ヶ月頃から始めるのが一般的です。
嚥下機能獲得期・捕食機能獲得期であり食べる飲み込む機能が発達していきます。
①口を閉じてゴックンと飲み込む(嚥下)
②スプーンなどから食べ物を唇を閉じながらこすり取る(捕食)
本能で元々練習しなくてもできる哺乳とは異なり、スプーンから取り込む、口を閉じて飲み込むという一連の動きは、子ども自身が繰り返し食べながら少しずつ学び、機能として獲得していきます。

歯と口の状態はあごの幅が広くなり舌の前後運動がみられるようになります。
離乳食の形状はなめらかにすりつぶした状態でよくポタージュやヨーグルトぐらいが目安だと例えられます。

実際にどのように行なっていくかと言うと、子ども自身の意思によって唇を閉じ、食べ物を取り込む動きを引き出すため、スプーンを下唇に水平にのせ、上唇が閉じるのを待ちます。
この時、上あごにスプーンをこすりつけないようにします。
「あ〜ん」などと声かけをしながら、子どもの表情を見て焦らずすすめていきます。
決して無理やり口の中に入れ込まないようにしましょう。
以前にも椅子についてお話ししたように、離乳食を与える時の子どもの姿勢にも気をつけ、
体全体を少し後ろに傾けるようにしましょう。
食べ物に慣れていく時期なので初めは上手に食べられず、こぼしてしまいますが、焦らず、声かけしながら、ゆっくりと進めていきましょう。
離乳食を与える側もできるだけ一緒に食事をとり、食べている姿を見せ、食事を楽しみコミニュケーションをとります。

次回に続きます。


愛知県江南市の大池歯科医院の小児歯科では、0歳からのkids family oral schoolという、歯の予防を学ぶ為に、1ヶ月に一回通し、虫歯を0にするため、歯並びを良くするための親子で予防を学ぶ子どものための歯の学校をはじめました。習い事感覚で歯科にかかりましょう。歯科医師、歯科衛生士、保育士が様々な視点から問題を解決していきます。

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