前回の引き続き、今回も離乳食についてお話ししたいと思います。
今回は『コップ飲み』『ストロー飲み』の練習の仕方についてです。
スプーン→コップ→ストローの順番で進めていくと飲み物が上手に飲めます。また、お口を上手く使ってご飯も上手に食べられるようになります。スプーンやコップを持ってあげるなどして大人がサポートしてあげましょう。
まず最初にスプーンからです。
大人用の普通のスプーンを真横にします。下唇の中央にのせます。上唇が閉じてすするのを待ちましょう。このとき、唇で挟んで飲みます。
上手に飲めないときは大人が見本になり実際にやっているところを見せて真似をさせましょう。
次は子どもの口の幅くらいの容器(おこちょなど)で練習します。
唇で容器の縁を挟ませます。このときすするのを待ちましょう。一度すすったら、容器を口から離しましょう。
容器はおこちょ以外にもペットボトルのキャップなどの飲み口の円周が小さいものを選びましょう。
次は子ども用のコップです。
小さめのコップに少量の飲み物を入れます。唇でコップの縁を挟ませます。顎が上がらないように少しずつコップを傾け、すすらせましょう。唇が閉じたタイミングでコップを口から離しましょう。
最後にストローです。
ストロー付きマグと一般的なストローでは飲むときの口の使い方が違います。唇が閉じるようになると浅く加えることができます。ストロー付きマグは深く加えます。一般的なストローは浅く加えます。
ストローばかりで飲み物を飲ませていると歯並びに影響が出てきてしまうため外出時はストロー付きマグを利用し自宅での食事にはコップを積極的に利用しましょう。
次回は『離乳食初期』についてです。
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