前回に引き続き、シュガーコントロールについてお伝えしていきたいと思います。


今回は、人工甘味料の糖代謝への影響についてお伝えします。
人工甘味料は糖の代謝に影響がないと言われていますが、人間の場合は人工甘味料を飲んだ方が水を飲んだ時より血糖値のピークが高くなるという研究の報告がありました。
人工甘味料は天然のものではなく人工的に作られた甘味料です。ダイエット目的で摂取している人が多いカロリーゼロ食品は人工甘味料を用いたものです。『カロリーゼロ』と聞くととってもヘルシーに感じますが、この人工甘味料がインスリンと血糖に影響し、継続的に摂取していくと糖尿病になるという考え方があります。
また、甘味度の高い人工甘味料（アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース）を常用してしまうと味を感知する機能が鈍化して、さらに強い甘味を求めるようになってしまいます。
そして、人工甘味料を摂取すると、脳は甘さを感知して満足をします。しかし、体には糖分が入ってこないということになるため脳と体に差異が出てもっと甘いものを食べたいと甘味依存症になってしまいます。
ですので人工甘味料は常用によってリスクを抱える可能性があり注意が必要です。



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